2016年02月15日

今の世界情勢をリアルに描いたような映画「ディーパンの闘い」


今回は現在、上映中の映画を紹介します。

内戦下のスリランカを逃れるため、妻と子どもを亡くした元兵士の男は「ディーパン」という偽名を名乗り、赤の他人の女と少女と一緒に家族になりすまし、難民審査に通ると、フランス郊外の団地にたどり着きます。
その団地でディーパンは管理人の職に就き、赤の他人同士、家族を演じながら、やっと平和で落ち着いた生活ができると思っていたのですが、予期せず争いの中に巻き込まれてしまうのでした・・・。

内戦で祖国に住めなくなり別の国に移住することは、今の日本人には実感の湧かないことだと思います。
どんな苦労をして来たのかも想像すらできないでしょう。
だから主人公たちの境遇、置かれている過酷な環境、映画を観ても自分たちには遠い話だと思ってしまうかもしれませんが、この映画は他人事ではないのです。
安住できると思っていた場所が危険に晒されてしまう・・・誰にでも起こりうることを描いているのですから。

日本で危険に晒されると言えば、ご近所トラブル、ストーカー、騒音など・・・この映画の危険には及ばないかもしれませんが、どれも精神的に追い詰められ、恐怖を感じるのはまったく同じです。
自分もディーパンのような立場になってしまったら、果たして闘えるのか?

女と理解し合い、少女に情が湧くディーパン。
赤の他人同士だった疑似家族は、いつしか本当の家族として形成しつつありました。
そしてディーパンは決意します。
家族を守るため闘うことを・・・。

もしディーパンと同じ立場になった時、ディーパンの闘いぶりを思い出せば勇気をもらえるかもしれません。
予告を観ただけですが、予告だけでもディーパンの勇気と覚悟がヒシヒシと伝わって来ましたから。



2月12日公開

posted by ルカナ at 17:48| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする